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2006/02/21

また害夢症か

残留孤児2世の日本人男性 中国で7年服役 「外務省の依頼で情報収集」(産経新聞)

どうも最近うちのブログは「よかった探し」ができていなくて罵倒芸ばかりなんですが・・・こんな記事ばかりじゃ罵倒だらけにもなるっちゅーねん。

 この間、原氏が中国当局による摘発を恐れ、外務省への協力をやめたいと申し入れたが、外務省職員からは、「国益のためです」「仮に中国に逮捕されれば、外交ルートで救出する」などと言われ、情報収集を続けるよう説得された。しかし、原氏が実際に逮捕され、刑務所に入った後は、北京大使館員が面会に来ただけだったという。

 原氏が刑期を終え、帰国した後、ようやく探しあてたかつての外務省の担当者からは、「終わったことだ」「生活が苦しいなら、生活保護を申請すればどうだ」などと言われたという。

ひどい話ですよね。《チャイナスクール》などと揶揄されている外務省が、よりによって「国益のためです」ときたもんだ。しかも逮捕・収監されると前言を翻しあっさり切り捨て・・・。諜報機関じゃない外務省がスパイごっこをしようとするからこういうことになる。

 今回、帰国から三年がたって取材に応じた理由について、原氏は上海総領事館の電信官自殺事件を聞いたのがきっかけとしたうえで、「外交官は、私が逮捕されると厄介になり、簡単に切り捨てた。事なかれ主義の外務省によって隠されてしまった。上海の事件も、私の事件と本質は同じだと感じた」と話している。

上海の事件、あれもひどかった。『週刊文春』がスクープしなかったら、誰にも知られることなく(なんと官邸にすら上がっていなかった!)闇に葬られていたんですから。国益のために隠していたのか? 違いますよね。幹部の経歴に傷をつけないためですよね。

 ▼菅沼光弘・元公安調査庁調査第二部長の話 本当の機密情報とは、非公開情報であり、それを集めることは、情報機関でない外務省ではできない。また、外交官はそのための訓練・教育を受けていない。その外交官が、この程度の民間人を使って取れる情報は大した価値はない。今回の証言が事実ならば、民間人に対し、「逮捕されたら助けるから」などと、できもしないことを言ってやらせたこと自体、無責任だ。

外務省の立て直しはもちろんのこと、やっぱりきちんとした諜報機関(および防諜の手立て)が必要ですよ。その第一歩という意味でも防衛庁の《省》昇格は必要だったと思うんですが・・・施設庁談合事件で自爆ですからねぇ。(´・ω・`)

おまけ。俺は日本の秘密組織というと、福井晴敏の一連の小説に登場する《DAIS(ダイス)》を思い浮かべるんですが・・・あれがそのまま実現したら、それはそれで随分間抜けな組織かもw

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